トランプ大統領は26日、2期目の政権として初めて閣議を開いた。「政府効率化省」を率いるイーロン・マスク氏も、閣僚ではないものの出席。トランプ氏は連邦政府の規模を大幅に削減しようとしているマスク氏を「彼は本当に一生懸命働いている」と褒め、批判も受けているマスク氏を擁護した。
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閣議は冒頭から1時間以上が記者団に公開された。トランプ氏はウクライナのゼレンスキー大統領の訪米予定や、環境保護局(EPA)の職員を65%削減する計画を明らかにし、外交から内政まで幅広い質問に答えた。
注目が集まったのは、政権内でのマスク氏の立場だ。マスク氏は政府職員に「先週達成したこと」を報告するよう電子メールで求めたが、米メディアによると、一部の政府機関は職員に返信しないよう求め、政権内でちぐはぐな対応が生じた。
記者団からマスク氏に「政権…